加賀友禅作家の伝統を「次世代」に継承すべく、　金沢市の協力の下、LIGHTzが進めている 「熟達者AI」 開発の研究成果を市民講座として報告いたします。

＜ご挨拶（株式会社LIGHTz）＞
15世紀の中頃から500年近くに渡り脈々と継承されてきた加賀友禅の伝統は、工芸の域に留まらず、金沢市民のアイデンティティを構成する重要な文化財となっています。
2021年9月から始まった本研究では、加賀友禅作家の技能やその背景にある思考様式を継承すべく、友禅作家、大学の研究者、テックベンチャー企業が連携し、AI（人工知能）技術を活用した "伝承手法の確立" にチャレンジしてきました。
今回の報告会では、友禅作家の思考を可視化した 「ブレインモデル®」 を紐解きながら、今後のAI化に向けた道筋を概説すると共に、「染色技術」 を科学的な視点で説明可能なものにできるか、そして、昨今の課題となっている後継者不足の解消に貢献することができるか、その可能性について解説させていただければと考えております。
本会につきましては、友禅産業、製造業をはじめ、"ものづくり" に携わる企業の皆様に広くご参加を呼びかけさせていただきました。
"ひとづくり、継承" の課題に於いて、一過性のトレンドに留まらない「AI/テクノロジー活用」 の在り方を考える市民講座とできればと考えております。オンラインでの参加も可能ですので、是非奮ってのご参加をいただきたく、よろしくお願いいたします。

ご案内パンフレット（「加賀友禅×熟達者AI」研究報告会_in金沢.pdfをダウンロード